「中華泰山封禪大典」は、山東省泰安市が創(chuàng)作した野外劇場で行われる大型パフォーマンスで、秦?漢?唐代の歴代皇帝が泰山で行った天地を祭る儀式「封禪の儀(封禪大典)」を現(xiàn)代に再現(xiàn)したものだ。演目は序幕、秦-金戈鉄馬、漢-儒風(fēng)雅楽、唐-盛唐気象、宋-蕓術(shù)王朝、清-康乾盛世、終幕の7パートに分かれており、上演時間は計1時間半。色鮮やかで壯大な歴史スペクタクルが繰り広げられ、文化的価値?観賞価値も高い。2010年4月27日に初公演が行われて以來、社會各界から好評を博しており、地元への経済効果も上々だ。毎年3月から10月にかけて毎日1回、年約280回の公演が行われており、當(dāng)?shù)丐挝幕Q光の目玉となっている。
封禪の儀:古代、中國の皇帝は自らを「天から命を受けている」と稱した。「封禪の儀」は皇帝と天が意思疎通するための方法とされた。「封」とは、天に近い泰山の頂に土で円壇を作り、天を祭ることを指し、「禪」とは、その泰山の下にある小山の土で方壇を作り、地を祭ることを指す。全ての皇帝が泰山で天地を祭る資格があったわけではなく、新王朝の皇帝又は徳が高い皇帝で、なおかつ天から「符瑞(めでたいしるし)」を賜った皇帝でないと泰山で「天からの命」に感謝するする資格が無かった。
「人民網(wǎng)日本語版」2011年10月25日