2011年女子バレーワールドカップで激戦が繰り広げられている。そんな中、中國では、日本の選手が中國代表チームのコーチに戀をしているという噂が、大會よりも注目されている。
8日、日本の「萬能美少女」こと木村沙織選手が中國代表コーチに戀をしているという噂が中國で流れた。その噂によれば、木村選手は2006年ごろから同コーチが気になり始め、二人は英語でコミュニケーションをとっているという。
この噂は、著名バレーボール記者が微博で暴露してから中國國內に一斉に広まり、メディアやバレーボールファンを巻き込んで大騒動となった。
メディアやネットユーザーは噂が流れるとすぐに、その相手がコーチの中で唯一獨身である袁霊犀コーチと特定。さらに、「彼は元中國代表の李娟選手の彼氏だ」という情報まで暴露される事態に。この騒ぎに対し、中國女子代表チームの元監督、陳忠和氏は「彼には彼女がいるんだから、根拠のない報道はやめるべきだ」と話した。
元々技術統計の擔當で表舞臺に立つことのない袁霊犀コーチだが、意外なことからスポットライトを浴びてしまった。絶え間ないフラッシュと記者の質問に耐えかねた袁霊犀コーチは9日、「最近広まっている噂はすべてが噓だ。木村選手とは少し挨拶をするくらいで、関係は全くない。根拠のない噂だ」と自身の微博でつぶやいた。
袁霊犀コーチは最後に、「中國の女子バレーを応援してくれてありがとう。今回の事件のことはここで終わりにしよう。みんな試合に集中して、ワールドカップを楽しもう」と締めくくった。
袁霊犀コーチは29歳。身長1メートル95センチで、天津のチームで主力を務めていた。陳忠和が監督を務めた時代に、コーチとして女子代表チーム入りし、「史上最もかっこいいコーチ」と評判になった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年11月10日
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