2011年中國長江デルタ全民健康作り大連動活動が西施の故郷で9日に行われた。午後4時、同市の各地で笛の音が鳴り響き、江蘇省や上海、浙江省から集まった4千チーム以上、2萬5千人以上の人たちが同時にバスケットコート2199カ所で試合を始め、「同時にバスケットボールを行った規模が最大」という上海大世界ギネスの記録を更新した。今年の「長江デルタ大連動」活動の目玉の行事だ。

バスケットボールは華東地區で広く行われて、諸?市は全國15の「バスケットボール都市」の一つだ。今年初めに同市はバスケットコート2232カ所で「標準コートを最も多く持つ県級市」というギネス記録を樹立。同市體育局の楊文明氏によると、同市の多くの家庭では両親がバスケットボールを好み、子供にも影響を與えており、次世代へと受け継がれている。

「100萬人にのぼる住民のうち、バスケットボール人口は少なくとも20萬人にのぼる。こうした普及の程度はある意味で、民衆全體のスポーツや健康作りといった精神に合うものだ。」

長江デルタ全民健康作り大連動活動は2004年から始まり、上海、浙江省、江蘇省の1市2省の體育局が共同で発起、これまでに5回実施されている。同活動の主旨は長江デルタ地區の體育業務の交流と協力をさらに促進し、「長江デルタ」の経済?社會の共同の発展を推し進め、「長江デルタ」の資源統合と共有、優勢の相互補完、良性の相互交流を実現することだ。

「人民網日本語版」2011年11月10日