１月９日、日本は東日本大地震後初めての成人の日を迎えた。震災(zāi)は日本の若者のアイデンティティと國(guó)民性を呼び覚まし、彼らを成長(zhǎng)させた。調(diào)査によると約８割の新成人が「自分の世代で日本を変えていきたい」と答えた。シンガポール紙「聯(lián)合早報(bào)」が報(bào)じた。以下、抄訳。

９日は日本の「成人の日」だった。この日、47都道府県の各地では、新成人が大人としての責(zé)任を持ち、理想的な日本人になることを祈って、成人式が行われた。女性は伝統(tǒng)的な振袖、男性はスーツに身を包み、地元の式に參加した。

史上最も少ない新成人　自信も最低水準(zhǔn)

今年新成人となる若者の數(shù)は史上最も少ない約122萬(wàn)人、ピークだった1970年の約半數(shù)である。全人口に占める割合はわずか0.96％。　

昨年のこの時(shí)期、日本世論は若者に対してあまり期待を抱いていなかった。政治的関心、社會(huì)意識(shí)の低さ、海外留學(xué)數(shù)の大幅な低下などを悲観し、このままいけば、日本は後退し続け、最終的に落ちぶれてしまうと嘆いていた。　

日本政府が昨年初めに発表した調(diào)査結(jié)果によると、４割の日本人が、「今の若者は自立していない」と答え、今の若者を不安視していることをうかがわせた。　

このような危機(jī)感には根拠がある。日本青少年研究所は昨年、日本、アメリカ、中國(guó)、韓國(guó)の高校生計(jì)7200名を?qū)澫螭衰ⅴ螗暴`ト調(diào)査を?qū)g施した。その結(jié)果、「自分が価値のある人間だと思う」と答えた高校生は、アメリカが89％、中國(guó)が88％、韓國(guó)が75％であったのに対し、日本はわずか36％。「自分に満足している」と答えた高校生は、アメリカが78％、中國(guó)が69％、韓國(guó)が63％に対し、日本はわずか約20％で、若者の自信の無(wú)さが明らかとなった。

海外留學(xué)數(shù)の急激な減少　

ここ數(shù)年、海外に出て勉強(qiáng)し、外國(guó)の文化や言語(yǔ)を?qū)Wぶ日本の若者が減っている。日本経済新聞によると、1997年の調(diào)査では、アメリカに留學(xué)した外國(guó)人のうち、日本人が最も多かった。　

2010年から2011年にかけて、アメリカに留學(xué)する日本學(xué)生の數(shù)は７位まで落ちた。現(xiàn)在、アメリカに留學(xué)する學(xué)生が多いのは、中國(guó)が約15萬(wàn)8000人でトップ、２位はインドで約10萬(wàn)4000人、３位は韓國(guó)で約７萬(wàn)3000人である。　

日本人留學(xué)生は2004年の４萬(wàn)5000人から、昨年は２萬(wàn)人と大幅に減少。この傾向は、ここ數(shù)年、日本でも大きく取り上げられ、９割の日本人が「このままでは日本の將來(lái)に影響がでる」と懸念した。　

若者が最も熱中すべき「戀愛」にもある変化が生じている。日本の大手結(jié)婚相談サイト「Onet」が満20歳の若者800人を?qū)澫螭苏{(diào)査を?qū)g施したところ、「戀人がいない」と答えた若者は77％で、1996年の調(diào)査より27％も高かった。そのほか、「戀愛をしたことがない」と答えた人は45％、「片思いすらしたことがない」と答えた人は14％だった。　

特に目を引くのが、８割以上の男性が「彼女がいない」と答えたことである。ここ數(shù)年、日本では、性格が溫厚で消極的な男性を指す「草食系男子」という言葉が流行っているが、この結(jié)果は男性の「草食化」を如実に表しているといえる。　

NTTアドはこのほど、現(xiàn)役20代と元20代の言葉の感じ方に関する調(diào)査を行った。現(xiàn)在30才～50才の日本人に「20代だったころに言われてうれしかった言葉」を調(diào)査したところ、「主張のある」、「正義感が強(qiáng)い」、「反骨精神あふれる」、「向上心のある」、「エネルギッシュ」が上位だった。　一方、現(xiàn)役20代が「言われてうれしい言葉」は、「やさしい」、「親しみある」、「面白い」、「付き合いやすい」、「ノリがいい」などだった。