1993年 広州 駅の外で休む出稼ぎ労働者
久保田ひろじは國際的な寫真家グループ、マグナム?フォト唯一の日本人カメラマンである。久保田ひろじが撮る中國の寫真は、外國人と同じ東洋人である日本人の視角から、マグナム式の撮影スタイルを用い、変革中の中國に対して比較的マルチな視點で観察している。もちろん全面的に細かい部分まで中國で発生したすべてを見ることはできないものの、彼の視線は距離設定において、やはり鋭く獨特であるといえる。かなり正確に中國社會の変化、変化における中國人を撮影しており、その姿勢と立場は非常に友好的で一般的な西側記者のような差別的な高圧感がない。これは非常に珍しいことだ。