日本人は洋服の選択に、非常にT.P.Oを考える。即ちTime、Place、Occasion.(時間、場所、場合)だ。場合に合わせて、服を選んで著る。子供も例外ではない。
ファッションに敏感な若者でなくても、一般の日本人が持っているバッグもとても高価なものだ。普通の人からすると、そんなたくさんお金を使ってバッグを買う目的は、目だってほかの人と違うと思われたいからだ。だが日本では、そんなにたくさんお金を使って買ったものでも街のどこにでも見かける。では、この買い物にどんな意味があるのだろう。まさか他の人と同じ物が持ちたいからなのか?
日本人はそんなにお金があるではなく、歐洲により弱い。普通のアルバイトの給料が毎時800円から1500円までくらいだし、しかも日本でブランド品を買うと価格は歐洲より高い。だから、大部分の日本人の若者にとってブランド品を買うことはけっして簡単なことではない。ここからも彼らがブランド品に執(zhí)著する気持ちがとても強いことがわかる。
ある日本人の友人が教えてくれた答えを、私はとても深刻に感じた。それは日本人は自分に対する自信が不足しているからだという。自信があれば、ブランド品で魅力を高める必要がない。自信不足がはっきり表れるのは、虛栄に対する執(zhí)著だ。
また、彼らが選ぶブランドからこのことがわかる。一番人気のルイ?ヴィトンはわかりやすく非常に有名だ。二番めはグッチで、これもわかりやすい。トップ3はエルメスで値段が高いからだろう。
バッグだけではない。自動車も同じように、日本で一番人気がある輸入自動車は、ベンツだ。他の同じレベルのブランドの自動車(Audi, BMW, Jagur)を足しても、ベンツほど多くはない。