RecordJapanサイトによると、日本人と言うと、「真面目に仕事し、責(zé)任感がある」「仕事を重んじる精神を持っている」などのほめ言葉が思い浮かぶ人も多いはずだ。しかし、社會(huì)科學(xué)者であり明治大學(xué)教授の鈴木賢志氏の著書『日本人の価値観』で紹介されたデータによって、日本人の「仕事が嫌い」という本心が明らかになった。
一つ目のデータは「世界各國(guó)の仕事態(tài)度ランキング」で、「休みを犠牲にして仕事ができるか」という問いに対する答えによって導(dǎo)き出された各國(guó)のランキングである。日本は79ヵ國(guó)中最下位で、「仕事にために休みを犠牲にする」ことに最も反対していることが分かった。遊んで楽しむが好きで知られるイタリア人(51位)より低い順位だった。また、アメリカ(71位)、オーストラリア(72位)、スウェーデン(74位)、イギリス(77位)、オランダ(78位)などの歐米諸國(guó)は皆揃って低い順位だった。これに比べ、発展途上國(guó)の人々の多くは仕事のためなら、休みの時(shí)間を犠牲にすることも厭わないと答えている。
そこから分かるように、発展途上國(guó)の人にとって仕事は生きていくため、生活していくための手段であり、生活の心配がない歐米などの先進(jìn)國(guó)の人々にとっては、休暇は何よりも重要なものである。日本人は「最も仕事が好きではない」という調(diào)査結(jié)果と「日本人は実は會(huì)社が嫌い」だというもう一つの調(diào)査は、図らずも同様の結(jié)果となった。そのため、世間一般の人々が思っていた「年功序列の給與や終身雇用制によって、日本人は幸せだ」というイメージは、実は偽りなのである。
二つ目のデータは「仕事はただのお金を稼ぐ手段だと思うか?」という質(zhì)問で導(dǎo)き出した言わば「世界の金銭意識(shí)」のランキングである。これによると日本(12位)、韓國(guó)(9位)、臺(tái)灣(10位)など先進(jìn)國(guó)家?地域と発展途上國(guó)は混じって上位にランクインしている。一方、歐米などの先進(jìn)國(guó)の人々は、仕事とお金は完全には天秤に掛けることはできないと考えている。
以上のデータから、「仕事≠お金」だと考えている歐米諸國(guó)の社會(huì)は「労働者を不幸にする新自由主義の雇用形式」で、仕事の成果を上げられなければ解雇できる社會(huì)である。その一方で「終身雇用制」に守られながらも、かろうじてその場(chǎng)しのぎで生きていく日本人の姿が露になった。お金のために仕事をする日本人と仕事の価値を見出そうとする歐米人、この両極端の価値観から、競(jìng)爭(zhēng)と新自由主義の中でも人々は同じように幸せであるが、終身雇用がもたらすものは必ずしも幸せであるとは限らないと言う事がわかる。
「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」2012年4月13日