ボランティア醫(yī)師として、內(nèi)野醫(yī)師は同院で2年間勤務(wù)する予定で、病院側(cè)は宿泊費(fèi)のみ提供する。ぜいたくな生活はできないため、內(nèi)野醫(yī)師は節(jié)約生活を心がけている。內(nèi)野醫(yī)師の面倒をみているリハビリ科の許継旭醫(yī)師は、「內(nèi)野醫(yī)師は、食堂で食事して食べ切れなかったとき、決して殘して帰らずに、たとえ白菜一口でも、宿舎に持ち帰り、その日の夕食にしています」と話した。また、「彼に付き合ってキャンパス地の靴を買いに行きました。彼が選んだのは最も安い15元の靴でした。生活は質(zhì)素で、仕事ぶりは大変真面目で、一切手を抜くことはありません」。勤務(wù)の様子については、「彼は何をするにも、真面目にきっちりとやります。我々が患者さんにリハビリを行うとき、彼は傍らにいて綿密に観察し、時には問題を提起してくれます」と話した。
內(nèi)野醫(yī)師にとって最大の問題は、患者とコミュニケーションを行う際の言葉の壁だ。現(xiàn)地の農(nóng)村に住む患者の多くは、標(biāo)準(zhǔn)語を話せないため、彼らの話す方言を內(nèi)野醫(yī)師は理解できない。また、中國語の醫(yī)學(xué)専門用語も、彼にとっての「泣き所」だ。このため、彼はいつも小さな辭書を攜帯し、時には同僚に中國語の意味を?qū)い汀⒁蝗栅庠绀袊Zをマスターして、3、4カ月後には獨(dú)立してリハビリ治療を行うことを目指している。2年間におよぶボランティア期間中の計畫について、內(nèi)野醫(yī)師は、「自分の持っているリハビリに関する知識を活かし、より多くの患者さんが回復(fù)できるようサポートしたいと思っています。プライベートタイムにやりたいことは、まず旅行です。広い中國の隅々まであまねく訪れてみたいです」と熱く希望を語った。
「人民網(wǎng)日本語版」2012年5月3日