▽受験者數は例年並み
同クラスの入試は今回で19回目になり、これまで飛び級での大學入學者439人を誕生させてきた。今年の受験者數は例年並みという。ただ今年からは道徳に重きを置いたクラスも試験的に開設され、1人の學生が同時に両方のクラスに申し込むことも可能であるため、合格率は若干上昇するものと見られている。
受験にやって來た子供のほとんどが小學校4年生。まだ、自分が何のために試験を受けるのかよく分からない子供もいる年齢だ。そのため、一緒に試験を受けに來て、はしゃいでいる子供たちもおり、「入試」とは思えないほどリラックスした雰囲気が漂っていた。記者が子供達に「受験勉強はした?」と聞いても、「試験の內容がわからないから、勉強のしようがない」という答えが返って來た。
一方の保護者らは緊張した面持ちで、子供に向かって「緊張したらだめよ」とか「がんばって」と何度も繰り返したり、10メートル以上離れた所から「試験會場を間違えたらだめよ」と聲を張り上げたりする保護者もいた。両親以外に、小學生の祖父や祖母らの姿もあり、自分の孫が校內に入るのを見屆けると、心配そうに帰って行った。