▽10萬(wàn)元以上の出費(fèi)は當(dāng)たり前
上海市徐匯區(qū)高安路街道に住む毛恵珍さんは、1970年代、1980年代、2012年と3つの時(shí)代の大學(xué)入試を身近に経験した。1970年代は、「家計(jì)への負(fù)擔(dān)はほとんどありませんでした。せいぜい2冊(cè)數(shù)角の古い復(fù)習(xí)用ワークブックを買(mǎi)ったくらいです」と話した。1980年代に入ると、毛さんの娘が大學(xué)受験期を迎えた?!袱长螘r(shí)は、出費(fèi)が増えました。毎月5元(約62円)、10元(約125円)の小遣いを娘に與えたほか、麥芽エキスなどの栄養(yǎng)補(bǔ)助食品も必要でした」。
毛さんの孫娘が今年、大學(xué)を受験する。受験のための出費(fèi)に、彼女は泣きたくなるという。ある有名予備校で、土日を除く毎日4時(shí)間、マンツーマン指導(dǎo)を受け、指導(dǎo)料は一時(shí)間あたり190元(約2375円)かかった。毛さんは、栄養(yǎng)補(bǔ)給についても、「食卓に魚(yú)を出さないのは良くありません。ビタミンやカルシウムなども補(bǔ)わなければなりません。一カ月の食費(fèi)が約3千元(約3萬(wàn)7500円)とすると、孫娘の高校三年1年間の食費(fèi)は計(jì)5萬(wàn)元(約62萬(wàn)5千円)かかります」と語(yǔ)った。幸いにも、「學(xué)區(qū)房(學(xué)校の近くに借りる部屋)」を準(zhǔn)備して何から何まで面倒を見(jiàn)る必要はなかったが、そこまですれば、受験にかかる出費(fèi)が10萬(wàn)元(約125萬(wàn)円)を上回るのは當(dāng)然という。
北京市第一五九中學(xué)?高等學(xué)校に通う高校三年生の陽(yáng)陽(yáng)さんは、大學(xué)受験用健康診斷を受けた後、毎日「微量栄養(yǎng)素を摂取できる」某有名ブランドのサプリメントを取り始めた。一瓶120錠入り、価格は約400元(約5千円)、毎日2、3錠服用している。このほか、あるブランドの牛乳も、毎日3、4パック飲んでいる。母親の楊莉さんは、教科別に3人の家庭教師を楊陽(yáng)さんにつけ、費(fèi)用は毎週1400元(約1萬(wàn)7500円)かかる。楊莉さんはさらに、「受験用アパート」を1日288元(約3600円)で借りている。これ以外に、2日間の試験日に雨が降るかもしれないと、送迎用の輪タクも予約手配した。