河南商報によると、中國人口學専門家の易富賢(イー?フーシエン)氏はこのほど、中國では一人っ子を亡くして親だけが殘された家庭の増加、少子高齢化の加速により、「100年後には人口5億人に減少する」と予測した。レコードチャイナが伝えた。
同氏の試算によると、1975~2010年に生まれた一人っ子は約2億1800萬人。年を追うごとに一人っ子家庭の數は増加している。一方、00年の人口調査によると、出生1萬人のうち360人が10歳になる前に死亡。25歳になる前に463人、44歳になる前に760人が死亡し、一人っ子2億1800萬人の母親のうち、約1000萬人が51歳になった時には子供を亡くしている計算になるという。
さらに、同氏によると、中國でも女性の晩婚化が進み、少子化が一層加速。現在1.7の出生率が今後ますます低下し、人口は10年以內に減少に転じるとみられる。國連の予測では、2100年の中國の人口は現在の半分以下の5億人まで減る見通しという。
「新華網日本語」より2012年6月10日