摘自日本新華僑報網
「日本ドラマの帝王」ドラマでの木村拓哉
以前は日本ドラマを好きな中國人はあまり多くなかったように思う。もちろん歴史的な原因もあるが日本ドラマの変わり映えのしないテーマや演出手法は、中國人に興味を抱かせなかった。だが時代の変遷とともに今は昔と少し違ってきているようだ。ニュースサイト日本華字紙?新華僑報が伝えた。
最近、日本ドラマが中國人、特に若い人の間で徐々に人気が出てきているという。理由を突き詰めてみると、今の日本ドラマは生活に密著しており、流行やファッションがよくわかるかららしい。特に週に一回間違えなく新しい回が発表されるなどの特徴が、今の中國の若い人の心を捕まえたようだ。聞くところでは目下上海などの大都市では日本ドラマの話をすると中國の若者たちが驚くほど現在流行の內容や役者などをよく知っている。しかもこの関係の評論をみると、褒めているだけでなく中國の日本ドラマフリークは日本ドラマのほんの少しの欠點、すなわち日本人の役者の演技、あらすじ、言葉、しぐさなどの変化のなさなど特徴のない內容を知っているようだ。
日本で生活する私たちには、この點に対する思いはさらに強い。代表的な例を挙げると、日本ドラマを見ていると一般的な役者は驚きを表現するとき、ほとんど口を半開きにして目を丸く見張る。そして呆けたように次に「あー」と聲を出す。このような表現は日本ドラマに限らず、バラエティー番組などのリアルショーや現実の生活でも、日々よく見かける場面だ。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年2月24日