中國人民銀行(中央銀行)が発行した北京五輪記念の10元札が9日にお目見えした。同行営業管理部が8日発表した公告によると、この記念紙幣は同日午前8時30分より、北京市內の中國工商銀行、中國農業銀行、中國銀行、中國建設銀行、中國交通銀行の5行の支店ネットワーク約300カ所で販売がスタートした。交通銀行北京支店の責任者によると、同行では北京市內の47支店で関連業務を取り扱う予定で、記念紙幣の割當枚數は一支店あたり50枚、購入は一人一枚までとなっている。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
建設銀行北京支店によると、記念紙幣の販売がスムーズに行われるようにするため、同行では専門の窓口を設け、事前に整理券を配るなどの措置を取っている。9日から販売窓口55カ所で、営業時間開始5~10分前に先著順で整理券を配り始めている。割當枚數は窓口によって異なり、一番少ない所では50枚、一番多い所では200枚に達する見込みだ。
「人民網日本語版」2008年7月9日 |