今年88歳のIOCのサマランチ名譽會長も北京オリンピックの開會式に出席した。中國人の心の中で、サマランチという名前は北京オリンピックと緊密に繋がっていると思っている。サマランチ名譽會長は2001年モスクワで北京のオリンピック招致の成功を発表した時のIOC前會長だっただけでなく、中國人民にとっての古い友達でもある。サマランチ名譽會長は、
「北京オリンピックの開會式に出席でき、私はとてもうれしい。私は中國人の今回のオリンピックに対する夢がいかに熱烈で、また今回のオリンピックのためにどのぐらい努力を払ったかを非常に理解している。私は、今回オリンピックがすばらしいものとなり、成功することを信じている。また世界で最も良いオリンピック大會となるかもしれない。私が北京でこの目で見たものは7年前の期待にまさに合うものだ」と述べた。
また、世界各地の40萬人の観光客がオリンピック期間中に北京を訪れている。これらはいずれも北京オリンピックが世界で極めて影響力の大きいイベントとなることを示している。
北京オリンピックは、中國を世界にアピールする絶好の機會であり、また、中國が世界に歩みよる良い機會でもある。「禮儀を重んじる國」と言われる中國は、いま、世界中から、お客さんを暖かく迎えようとしている。
「私は全員選手を代表致しまして誓います。スポーツの栄光とチームの名譽のため、真のスポーツ精神を発揮して今回のオリンピック大會に參加し、大會の各競技規則に遵守してドーピングのない大會になるよう頑張ります。」
これは中國の卓球選手、張怡寧選手が選手全員を代表して宣誓した。また、中國の體操審判員、黃力平さんは審判員全員を代表し宣誓した。
「私たちは、すべての審判?役員を代表して、オリンピック精神とスポーツマンシップにのっとり、公平に職務をまっとうすることを誓います」
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