北京オリンピック男子バスケットボールグループ戦は8月12日、五カ松體育館で行われた。中國チームは同グループのスペインと対戦することになった。スペイン勢は2006年世界選手権一位であり、実力は中國よりずっと強いと試合前から予想されていた。しかし、中國の実力をあなどったのかもしれないが、スペインチームは最初に二人の補欠選手を主役にした。前半(Q1とQ2)、中國のスリーポイントシュートの成功率は50%以上を保ち、センターの姚明選手はスペインのスター選手、NBAのロサンゼルス?レイカーズで活躍しているパウ?ガソル選手を成功裏に牽制し、Q3終了まで中國チームは61-47でスペイン勢をリードしつづけた。Q4では、中國選手は體力を消耗したため優位を失い、とうとう72-72で引き分けとなり、オーバータイムにもつれ込むことを余儀なくされた。
オーバータイムが始まったばかりの際に、姚明選手は5回反則で退場。これで、中國チームも亂戦に陥り、ついに75-85でスペインに負けた。
二回のグループ戦を経て、中國チームは2敗となり、ベスト8進出は覚束なくなった。しかし、ホストである中國チームはよくがんばっていたと見られており、「これまでにないりっぱな試合をやった中國男子バスケットボールチームだ」と中國中央テレビのキャスターはこう評価している。
「チャイナネット」 2008年8月12日
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