山西省の王家嶺炭鉱事故の救助指揮部は、王家嶺炭鉱で発生した浸水事故により作業員が閉じ込められている坑內で、2日からバイタルサイン(生命兆候)を2回確認したことを明らかにした。現在、坑內の救援準備がすでに完了した。
救助指揮部の救助10チームはライフボートなどの救助物を整え、醫療チームは事故現地で待機し、治療に備えている。
3日午前6時、坑內に溜まっている水の排出量は1953立方メートルに達し、積水水位は5メートル30センチに低下した。
28日午後に起きた王家嶺炭鉱の浸水事故により、坑內にはまだ、作業員153人が取り殘されたままとなっている。
「中國國際放送局 日本語部」より2010年4月4日