大木さんは、彼女の息子さんが去年6月、日中青少年世代友好代表団の一員として中國を訪問し、胡錦濤主席の接見をいただき、非常に喜んでいたと言いながら、大きなアルバムを取り出し、中國の新聞からスクラップした寫真を見せてくれました。中には、中央に胡錦濤主席、左に彼女の13歳の息子さん、右にもう一人の女の子が寫る記念寫真のほか、彼女の息子さんの要望に応えてサインする胡錦濤主席の寫真などがありました。
「息子は胡錦濤主席が非常に好きで、優しい人だと言い、中國のことにも関心を持つようになりました」と大木さんは教えてくれました。彼女自身も自分の息子が胡錦濤主席の接見を受けたことを非常に光栄だと思っており、わざわざ胡錦濤主席のサインを拡大し、アルバムに入れて大切に保存しています。胡錦濤主席の接見は彼女の息子さんの一生にも影響を與えるだろうと思っています。
2007年6月19日、北京人民大會堂で開催された日中青少年世代友好代表団の歓迎レセプションに出席し、最も若い2人の団員と親しく話し合い、北京五輪のマスコット「福娃(フーワー)」を彼らに贈る胡錦濤主席。左1が大木さんの息子さん。
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トヨタ自動車見學
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トヨタ自動車の見學はこれで2回目です。1985年に見學したことがあり、訪日スケジュールを手にした時からこの見學を期待し、もう一度この目でその発展ぶりを見たいと思っていました。
実は今回見學したのは名古屋市にあるトヨタ會館でした。會館に入りますと、真正面の大きなスクリーンには、「熱烈歓迎 中國青年代表団御一行様」の文字が映し出されていました。展示館の両側には、トヨタ社の各時期における代表的な車が展示されていますが、いずれの車も「人と社會および環境との調和を追求する」というコンセプトを具現するものでした。その中で私たち訪問団から最も多く寫真を撮られた車は、赤色のオープンカーでしたが、それ以上に注目されていたのは、i-unit(アイユニット)と名付けられた環境に優しいハイブリッド車でした。