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臺北地方法院(地裁)は21日午後、陳水扁のかかわった4大事件のうち、マネー?ロンダリング事件の審理を引き続き行った。
マネー?ロンダリングに加擔した罪で起訴された陳水扁の長男、陳致中夫婦および陳水扁の妻?呉淑珍とその兄?呉景茂などの初公判が行われ、陳致中夫婦は罪を認め、海外口座などにある約12億元(新臺灣ドル換算、以下同)相當を臺灣に送金し、司法調査に協力することに同意、司法取引を行った。
陳致中夫婦は罪を認めた後、弁護士を通じて6時に聲明を発表した。聲明の主な內容は▽國泰世華銀行の5億7千萬元とスイスの7億元を臺灣に送金し、國泰世華銀の口座の資金の流れを全て検察側に公開することを承諾する▽母?呉淑珍が友人宅へ預けた金やアクセサリーなど(6億元相當)を、全て検察側に引渡し、違法かどうかの調査を行うことを承諾する▽日本およびその他の國の口座はなく、それについての調査委任狀に署名することを承諾する▽法廷外協議を望む??など。
陳致中は聲明を発表した後、頭を下げ、社會に向けて謝罪の意を示したほか、母?呉淑珍にかわり再度謝罪の意を示した。呉淑珍も出廷するつもりだという。
このほか、この日の法廷では呉景茂も罪を認めた。
臺灣のメディアによると、臺灣地方裁判所は2月10日、11日の午後に呉淑珍の公判を行うという。これまで呉淑珍は體調不良との理由で17回連続で出廷をキャンセルしていた。
臺灣検察部門によると、陳水扁、呉淑珍および陳致中夫婦は、呉景茂、陳俊英、蔡美利、蔡銘傑、蔡銘哲、郭銓慶などの協力を通じて、金品の受け取り、郵送などを行ったほか、事情を知らない人に送金させるなどの方法を用いて、犯罪行為で得た金を國外の銀行へ隠し、マネー?ロンダリングを行っていたという。
「人民網日本語版」 2009年1月22日