禹州市方崗郷の楊北村で小麥の狀況を視察している溫家寶総理
溫家寶総理は禹州市鴻暢鎮の東高村で小麥の農地に水をかけた
中國共産黨中央政治局常務委員で國務院の溫家寶総理は、7日から8日にかけて河南省の干ばつ対策を視察し、「國際金融危機に対処し、経済の安定かつ快速な発展を維持するこの肝心な時期に、食糧の安定した増加や農民の持続した増収の促進は経済の全局にかかわり、非常に重要な意義がある。干ばつ対策は食糧生産の安全ばかりか、內需拡大政策の実施にも関係がある。被災地は干ばつ対策を當面の経済活動の最も重要な課題とし、中央政府が打ち出した様々な政策を真剣に実施して著実なものにしなければならない」と指摘した。
去年の冬から中國の數十の省(自治區、直轄市)では、ひどい干ばつに見舞われている。北部の冬小麥の生産地域では特に被害が深刻で、現在でも被害が続いている。中國共産黨中央委員會と國務院はこれを非常に重視し、全面的な手を打って大干ばつ対策支援金4億元を緊急調達して、農業生産資料総合補助金および食糧生産直接補助金の867億元を繰り上げて拠出した。2009年に中國は、農業機械購買補助金100億元を出しており、小麥の最低買い上げ価格を500グラム當たり0.1元引き上げた。これらの措置は干ばつ対策を大いに促進している。
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