河南省は中國の小麥の主要な生産地であり、生産量は全國の4分の1を占める。今まで110日間、効果的な降水量がなく、干ばつで被害を受けた小麥畑は5000萬ムー(1ムーは6.667アール)に達した。
溫家寶は7日、河南省に到著してすぐ、中國共産黨河南省委員會の徐光春書記の案內で、長葛市老城鎮の尹家堂村を視察。農民たちは、越冬の後に小麥が再び青くなる今、ポンプ井戸から水をくみ上げて灌漑をしていた。溫家寶総理は小麥畑で農民の手を取り、「今年は大干ばつで、とても安心できず、干ばつ対策を見に來ました。そしてみなさんのために問題を解決しに來ました」と語った。溫家寶総理は一本の苗を抜いてその狀態を観察し、一握りの土を手に取って土壌に含まれている水分の狀況も検査した。
溫家寶総理は、「政府はすでに一連の政策を打ち出しており、それを著実に行えば効果が現れるでしょう。みなさんが干ばつに打ち勝ち、豊作への自信を持つよう願っています。ひどい干ばつに見舞われた地域では減産をできるだけ避け、それほど干ばつがひどくない地域では食糧生産を確保し、干ばつに見舞われていない地域での増産に努力します」と語った。
「チャイナネット」 2009年2月9日
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