6日の17時までに新疆ウイグル族自治區(qū)ウルムチ市の治安は回復した。社會各界の人たちは、5日に発生した「毆打、破壊、略奪、放火」の重大な暴力犯罪事件を強く非難している。
ウルムチ市の二道橋でドライフルーツを販売するマイルアイリ?アイムドラさんは、事件が一番激しかった後泉路に住んでいる。マイルアイリさんの奧さんは暴力事件に驚いて気絶し、6日の晝になっても起き上がることができなかった。マイルアイリさんは、「私は毎日100元も稼ぐことができないが、新疆が平和で穏やかであることを願っている。それは私の商売のためにもなり、妻や子供にとっても幸せなことだ」と話す。
マイルアイリさんが住んでいるのは、様々な民族が集まる集合住宅。仲良く暮らしている17世帯の人たちは、このようなひどい暴力犯罪事件が発生するとは予想もできなかった。「暴徒は見境なく襲撃し、車を見れば焼くという、まるで人間らしさを失ったようだった」
6日午後にウルムチ市の中環(huán)路の昌楽園を訪ねた。ここに住んでいる教師の陳麗さんは、「5日夜に暴徒たちは昌楽園の裏門の外にある4階建てのホテルに放火し、この地域の人たちはパニックに陥った。子供は外に遊びに行かず、大人たちも外出する勇気はない。暴徒たちは思うままに他人の命や日常生活を踏みにじり本當に憎い」と語る。
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