|
大統領選のポスターがいっぱいに貼られた建物の中から外を見る男性(カブール、19日) |
アフガニスタンは20日、01年のタリバン政権崩壊以來、2回目の大統領選挙を迎える。「広州日報」が伝えた。
候補者は04年の大統領選では18人に過ぎなかったが、今回は41人にまで増えた。うち女性は2人。62歳の宗教家や、門番、占い師もいる。
アナリストは候補者の亂立現象について、アフガニスタンでは大統領選がまだ目新しいからだと指摘する。
カブール大學経済學部のサイード?マハスード教授は、候補者の亂立は有権者を混亂させるだけだと批判する。「大統領候補になる権利は誰にでもあるが、アフタニスタンは世界最貧國の1つであり、こんなに多くの候補が出馬するのは、少しおかしな話だ」。同教授は候補者を(1)支持率が10位以內の、本當に大統領になる意志のある候補者(2)続く15人の、官職か何らかの報いを求めている候補者(3)殘る16人の、売名目的の候補者??の3種類に分類する。
大統領選を控えたアフガニスタンの雰囲気は相當緊迫している。警察當局は、投票當日に車を運転する者は、投票所前を素早く通り過ぎない場合、軍?警察に自爆攻撃者と見なされると警告している。タリバンは聲明で、大統領選期間の政府との停戦協定の存在を否定するとともに、投票に參加すれば「代価を支払うことになる」と民衆を脅した。大統領選を前に、タリバンは首都カブールで続けざまにテロを行った。アフガニスタン治安部隊とNATO部隊計30萬人が大統領選の警備にあたっている。
「人民網日本語版」2009年8月21日