中國空軍指揮學院?訓練部の王明亮副部長は4日、「新中國成立60周年の空の閲兵は、空軍が國土防空型から攻守兼備型への転換を基本的に完成していることを表し、中國空軍の兵力配置はさらに攻守の協調と兵種や機種の比率の協調の方向で発展している」と語り、以下のように述べた。
「成立したばかりの頃の中國空軍の作戦準備は、大規模な戦爭を背景に展開してきたため、実戦性と緊急性の色が濃かった。つまり參戦するために建設、參戦しながら建設、參戦と建設を共に重視するということだった。朝鮮戦爭の空中作戦や國土防空という通常ではない発展の段階を経て、中國空軍は國土防空の空中パワーを建設し発展するという道をたどった」
「1970年代末から何度かハイテク條件下の局部戦爭に參戦し始めた中國空軍は、現代戦爭での空軍の地位と役割を再び考え、単純な全面的な防御から、進攻を強調した進攻?防御の方向に向かって発展しつつある。90年代からは兵器と裝備のモデルチェンジや訓練の改革に拍車をかけ、編制と體制、兵器と裝備、人材の構成、訓練の指導思想などの面で、攻守兼備を目指す全面的なモデルチェンジをスタートした。軍隊のトータルな建設レベルには実質的な変化が起こり、攻守兼備や局部戦爭に応対する空軍部隊の能力は全般的に強まっている」
「空軍は戦略的な軍種を迅速に発展させ、兵力の構成はさらに攻守の協調や兵種と機種の比率の協調に向かって発展しており、中國空軍は國土防空の力と、大規模で高い強度の空中進撃力を有している。そして軍隊の編制と職能はしだいに攻守兼備に変わり、進撃がさらに強調されている」
「チャイナネット」 2009年11月5日 |