胡錦濤?中共中央総書記(國家主席、中央軍事委員會主席)はこのほど、設立1周年を迎える中國の南極観測基地「昆侖基地」に掲げるための基地名を直筆した。
任務遂行中の観測隊員たちはこの知らせを聞くと、喜びに沸き立った。観測隊員たちは「胡総書記による基地名の直筆は、黨中央と國務院が極地観測事業を非常に重視し、力強く支持していることの十分な現れであり、數多くの極地隊員への心のこもった配慮と期待の現れであり、みなにとって極めて大きな激勵であり鞭撻だ」との認識で一致。「困難や危険を畏れずに立ち向かい、団結協力して粘り強く戦い抜く精神を発揚し、さらに著実な努力を払い、中國の極地観測事業に新たな一章を書き加えるために、人類による南極の平和利用のために、新たな、さらに大きな貢獻を果たさなければならない」と口々に表明した。
1984年の第1次南極観測隊の出発以來、中國の極地観測事業は世界が注目する業績を上げてきた。中國の南極?北極観測事業は現在、観測船「雪龍」、南極の長城基地、中山基地、昆侖基地、北極の黃河基地の「1船4基地」を備え、観測インフラ、科學研究、後方支援の各面で比較的高い水準にある。昨年完成した昆侖基地は中國初の南極內陸部の観測基地であるとともに、現在までに人類が南極內陸の標高4000メートル以上の地區に建設した唯一の観測基地でもある。
「人民網日本語版」2010年2月12日 |