メーデーを前に、2010年度「全國労働模範(模範労働者)および先進工作者(先進的労働者)表彰大會」が27日午前に北京の人民大會堂で盛大に催された。
大會では胡錦濤國家主席(中共中央総書記?中央軍事委員會主席)が重要な演説を発表。「小康社會(ややゆとりのある社會)を全面的に建設し、基本的な現代化を達成するという雄大な目標を実現するには、人民全體が労働を愛し、勤勉に労働することが必須だ。社會全體が労働を尊重し、労働を保護することが必須だ。誠実な労働によってすばらしい生活を築くことを、億萬の人民が共同で追い求めるようにすることが必須だ。私たちは社會全體において労働模範精神を大々的に発揚し、労働模範の先進的な業績によって人民群衆を感化し、労働模範の優れた品性によって社會風潮を導かなければならない。社會全體において労働模範を崇め尊び、労働模範に學び、労働模範になるべく競い合い、労働模範に配慮する良好な雰囲気の醸成をさらに進めなければならない」と強調した。
また、張徳江副総理(中共中央政治局委員)が「全國労働模範および先進工作者の表彰に関する國務院の決定」を読み上げ、「2005年の全國労働模範および先進工作者表彰大會以來、小康社會の全面的な建設と社會主義現代化の加速という偉大な実踐の中で著しい業績を上げた先進的模範人物が各業界で多數現われてきている。このため國務院は、2115人に全國労働模範の栄譽稱號を、870人に全國先進工作者の栄譽稱號を授與することを決定した」と指摘した。
「人民網日本語版」2010年4月28日