溫家寶総理の招集する國務院常務會議は28日、第11次五カ年計畫(2006-10年)の省エネ?排出削減目標の達成に向けて、一層の取り組みの強化を打ち出した。
會議は「第11次五カ年計畫の最初の4年で、各地區(qū)?各當局の努力によって、省エネ?排出削減の取り組みは重要な進展を遂げ、全國のGDP単位當たりのエネルギー消費量は14.38%削減された。だが、第11次五カ年計畫の目標である20%前後の削減までには依然大きな開きがある。特に昨年第3四半期以來、高エネルギー消費、高排出産業(yè)が急成長し、いったん淘汰された立ち後れた生産施設が復活し、エネルギー消費量の減少傾向にブレーキがかかり、増加に転じてすらしており、省エネ?排出削減は非常に厳しい情況にある」と指摘した。
會議は「第11次五カ年計畫の省エネ?排出削減目標の達成は、政府が全國の人民と交わした厳粛な約束だ。今年が決戦の年であり、あと8カ月しかない。各地區(qū)?各部門は緊迫感と責任感を一層高め、強力で即効性のある措置を講じて、目標の達成を確保しなければならない」と強調。各地區(qū)?各部門に対して、省エネ目標の責任審査を強化し、省クラス政府の審査結果を公表し、厳格な問責制を実施すること、第11次五カ年計畫の省エネ目標の未達成地區(qū)については、中央?地方の主管當局の指導責任を追求し、狀況に基づき処分することを指示した。
「人民網(wǎng)日本語版」2010年4月29日