國際時事紙「環球時報」の7月19日付記事によると、米韓メディアはこの2日、米韓合同軍事演習の実施場所を黃海から別の海域に変更するという情報を伝えているが、韓國國內ではこれに対する不満の聲がくすぶっている。17日、韓國は射程距離1,500キロメートルの國産巡航ミサイルを開発済みであることを突然発表している。韓國聯合通迅社が伝えた內容によると、このミサイルは軍事境界線(中部戦線)に実戦配備される予定だ。これにより、核兵器などを含む北朝鮮の主な軍事設備がすべて韓國ミサイル射程範囲內に入ることになった。
これまで韓國軍が所有していたのは射程距離500キロメートルの「玄武-3A」と、射程1,000キロメートルの「玄武-3B」の巡航ミサイルであった。韓國軍がこの度所有することになった射程距離1,500キロメートルの新ミサイルについて、韓國メディアは、かなり興奮した様子でレポートしている?!赋r日報」によると、射程距離500キロメートル以上の巡航ミサイルを所有する國は、今のところ、米國、英國、フランス、ロシア、中國、イスラエルの6カ國である(本來ならパキスタンも加えなければならない)。だが、射程距離1,500キロメートル以上の巡航ミサイルを開発済みの國は、米國、ロシア、イスラエル、韓國の4カ國のみである。記事には、韓國はこの度開発したミサイルを「性能は米軍巡航ミサイルTomahawkに匹敵する」と評している。
韓國のネットユーザの反応はさらに興奮気味である。「朝鮮日報」ウェブサイトでは、このニュースに対し數百件の書き込みがあった?!弗撺单ぅ腴_発成功は軍事機密では?なぜ大々的に宣伝するのだ?」と疑問視する聲もあれば、「哨戒艦?天安沈沒事件は韓國國民を震え上がらせた。韓國國民を安心させるために、このニュースが発布されたのだ」という聲もある。ネットユーザの多くが、「兵器の研究開発に國はもっと投資すべきだ」という意見を持っており、「大韓民國の平和と民主を守るためには、中國、日本、ロシアも射程範囲とするミサイルを開発すべきだ。そうすればこれらの國が韓國を軽視することも出來なくなる」と述べている。中には「韓國は不平等な條約を撤廃し、核兵器を開発すべきだ」と過激な発言をする者もあった。