朝鮮の「労働新聞」の4日の報道によると、朝鮮の最高指導者キム?ジョンイル(金正日)氏は、このほどハムギョン(咸鏡)南道の機械連合企業と肥料連合企業を視察した際、「これらの企業が収めた成果が立証しているように、いかなる孤立と扼殺の政策も朝鮮人民を屈服させることはできない」と述べた。
金正日氏はこの機械連合企業がその技術と努力を頼みに情報化時代の要求に基づいて、鋳物製造工場を建設したことを高く評価し、「この成果は労働者階級が強い意志によって得たものだ。自國の資源、技術と努力により経済的な強國を建設することは朝鮮労働黨と人民の変わらない願いと意志である」と述べた。
金正日氏また、力を集中し、石炭のガス化プロジェクトを早期に完成させ、化學肥料の生産システムを整備し、食糧問題の解決に寄與するよう興南肥料連合企業に求めた。
金正日氏はさらに、ハムギョン南道の消費品展示場を參観し、「朝鮮労働黨は今年に、人民の生活レベルを畫期的に向上させていく決意だ」と述べた上で、全國の工場と企業が各種消費財を大量に生産し、その品質の向上にも努力していくよう求めた。
「中國國際放送局 日本語部」 2010年8月5日