中國國防部の耿雁生報道官(大佐)は26日、上海協力機構が加盟國首脳間の合意とドゥシャンベ國防相會議「共同コミュニケ」に基づき、9月9日から25日までカザフスタンで対テロ合同軍事演習「平和の使命2010」を行うと発表した。
上海協力機構の対テロ合同軍事演習はこれで7回目。カザフスタン、中國、キルギス、ロシア、タジキスタンの5カ國が參加し、テロによる地域の危機への対応を背景に、計5000人余りの兵力を投入。対テロ作戦の指揮?連攜?支援?活動を訓練する。テロリスト?分離獨立派?宗教過激派を共同で叩く加盟國軍隊の意志?決意?能力を示し、加盟國の相互信頼の水準の高さと実務協力を形にし、地域の平和?安定を守り、共同発展と繁栄を促すという加盟國の真の願いを表現することを目指している。
中國側は陸軍戦闘群、空軍戦闘群、総合支援群など兵力1000人を派遣する。參加兵器は戦車、裝輪歩兵戦闘車、裝甲輸送車、車載自走榴弾砲、突撃砲、対空炮車、爆撃機、戦闘機、武裝ヘリコプターなど。參加部隊と兵器は8月31日から空路と鉄路で演習地域へ運ぶ。
加盟國の國防相も合同対テロ戦実施段階の実兵演習を観閲する。
「人民網日本語版」2010年8月27日