マニラ観光バス乗っ取り事件について調査するフィリピン側「事件調査?評価委員會」の代表団が6日、中國の香港に到著した。香港警察當局は現在、警察側がすでに接觸した事件の証人の同意を得て、雙方の面會を調整している。
フィリピン大統領府の報道官は6日「アキノ大統領は、香港人人質救出作戦の失敗に責任のあるいかなる者にも寛大な処置はとらない」「大統領はすでに、責任者の解任を約束した。フィリピン政府は責任者の処分に真剣に取り組んでいる。大統領は調査報告の提出を受け、処分提案について検討する」と述べた。
マニラ観光バス乗っ取り事件は遺族、負傷者の家族、さらには中國國民に大きな悲痛と不幸をもたらした。中國の劉建超?駐フィリピン大使はインタビューで「性質上、本事件は個別の刑事事件であり、犯人は個人的な目的を達成するために手段を選ばなかったということだ。中國國民を標的にしたものではないし、ましてや中國?フィリピン両國関係を標的にしたものではない」と表明した。
「人民網日本語版」2010年9月7日