ハノイ:ロイター10月31日配信(記者 James Pomfret/John Ruwitch)
中國(guó)と日本は長(zhǎng)年、戦略パートナーとしての関係を樹(shù)立しようとしているが、なぜかいつも上手くいかないようである。
ベトナム?ハノイで開(kāi)催されたASEAN+東アジア3國(guó)(中日韓)首脳會(huì)議で、溫家寶総理と日本の菅直人首相の非公式會(huì)談が行われるか否かということが注目された。中日雙方が互いに批判の聲を聲高に叫んでいるのをみると、アジアの大國(guó)である両國(guó)が瀬戸際戦術(shù)を推し進(jìn)めているのではないかという疑問(wèn)さえも抱かせる。
日本が中國(guó)の漁船船長(zhǎng)を拘留した事件により両國(guó)間の関係は急激に悪化した後、一時(shí)は関係改善のための動(dòng)きが見(jiàn)られたが、今はまた冷めた関係に戻っている。その理由はどうもはっきりしない。外交部の胡正躍部長(zhǎng)助理は「日本がマスコミを通じて、自國(guó)の領(lǐng)有権を主張」すれば、會(huì)談が友好的ムードに行われる訳がない、と指摘している。また間接的な言葉で、日本が中日間の爭(zhēng)議に米國(guó)を參與させようとしていることを述べている。だがこの表面的な問(wèn)題のほかに、個(gè)人の感情にまかせた発言や、內(nèi)政的考慮、政策の機(jī)敏さと柔軟性が欠けたことなどが原因で、中日関係を再度の悪化に向かわせたのかもしれない。
中日関係の緊張による不穏なムードは、この度の首脳會(huì)議に出席した東南アジア諸國(guó)にも蔓延しており、為替問(wèn)題などの議題もさほど注目されなかった。會(huì)議に出席したヒラリー?クリントン米國(guó)務(wù)長(zhǎng)官が、中日関係の軋轢に対し冷靜な対応を求め、日米中3カ國(guó)の話し合いの場(chǎng)を持つことを提議したほどである。
日本の政府関係者が述べた?jī)?nèi)容によると、最終的に、菅直人首相と溫家寶総理は、1対1の懇談を行ったが、その時(shí)間はわずか10分間ほどであった。中國(guó)は公的な報(bào)道を控えている。
人民大學(xué)國(guó)際関係學(xué)院の時(shí)殷弘教授は「中日関係の悪化は9月をピークに少しずつ沈靜化している」と述べている。
日本外相のマイナスイメージ