駐仏中國大使館の孔泉大使はパリで1日午後、中國メディアとフランス中國語メディアによる共同インタビューに答え、胡主席のフランス訪問に関する関連狀況について紹介した。胡錦濤國家主席は11月4日ー6日、フランスへの公式訪問を行う。フランスはこれを高度に重視しており、両國の首脳はこの間、様々な形式で話し合いを行う。「中國新聞網」が伝えた。
孔泉大使は、胡主席のフランス訪問狀況について、以下のように述べた。
胡主席がフランスに滯在する約45時間の間に、両國の指導者は少なくとも5回面會する機會がある。中には正式な會談もあれば、小規模の會合もあり、官邸で行われる政府主催の盛大な歓迎パーティもあれば、サルコジ大統領が胡主席のために選んだ地元レストランでのワーキングディナーもある。
胡主席の今回の訪問は、形式が多彩で內容の豊富な訪問となるだろう。フランス大統領?首相との政治會談や面會が行われるほか、凱旋門の無名戦士の墓への獻花活動も行われ、中國人民のフランス人民に対する敬意を表明する。胡主席はこのほか、パリだけでなく地方都市も訪問し、経済、科學技術、持続可能発展などに関するプロジェクトの視察が行われる。
両國首脳は中國?フランスの戦略パートナー関係をさらに強化?拡大することについて新たな重要な共通認識に達し、中國?フランス雙方は人類の直面する重大な試練に対して共通の立場と主張を持っている。中國とフランスは現在、このことを両國人民と國際社會にいかに理解してもらうか、積極的に考慮している。
また、雙方はいくつかの協力文書に署名する計畫だ。これらの協力文書の特徴は、互恵?ウィンウィンの関係を築く実務性、協力分野の全面性、振興分野の創始性となっている。
胡出席のフランス到著の際は、サルコジ大統領が自ら空港まで赴き、歓迎式典が行われるという。
「人民網日本語版」2010年11月3日