中國では最も先進的で航続力が最強の漁業監視船?中國漁政船310?の就航式が、16日午前11時に広州で行われた。中國初の航空機を搭載した漁業監視船?中國漁政船310?の初の航行先は、釣魚島などの東中國海の海域で、通常の漁船保護の任務を実施する。
漁政船?310?は今後、中國の重點海域ににおける対外的な権利主張や漁船保護の指揮船として、南沙諸島(スプラトリー諸島)の監視や排他的経済水域(EEZ)の巡航管理、西沙諸島(パラセル諸島)の中國漁船保護、北部灣(トンキン)灣中越二國間協定の監視管理、突発的事件への対応や処理などを行うという。