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新中國、日本戦犯「改造」の道のり

新中國、日本戦犯「改造」の道のり。 周恩來総理は、「民族間の恨み、階級間の憎しみ、それを忘れてはいけない。しかし、それでも私たちは彼らを「改造」し良くしなくてはいけない。彼らを生まれ変わらせ、我々の友にしよう。日本戦犯を『鬼』から『人』に変えられるかどうか、これこそ中國文化の知恵と力量に対する試練なのである」と述べている…

タグ: 新中國 日本 戦犯 周恩來 シベリア 

発信時間: 2010-11-18 16:18:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第二次世界大戦終了後、日本が受諾したポツダム宣言の中には、「戦勝國は自國の捕虜を虐待した戦爭犯罪人に対し、自國で厳重な処罰を加えても良い」とある。しかし、中國はその頃、內(nèi)戦が激化してきた為、日本の戦犯を裁く余裕など無かった。中國に捕虜として捕らえられていた日本の戦犯はソ連軍によってシベリアへ連行され、監(jiān)禁と強制労働に服されたのである。中華人民共和國建國後の1949年12月、毛沢東主席はソ連を訪問しスターリン書記長と會見した。この時、毛主席はシベリアに抑留されている日本の戦犯を中國に引き渡し、中國が自國の法で処分を下すと提言した。1950年、ソ連はこの要求を受け入れた。

1950年7月18日、東北人民政府の陳曦外交局長は、中國政府を代表し、ラズドリナヤ川流域でソ連から969名の日本戦犯の引渡しを受けた。そして、思想教育など中國の日本戦犯に対する「改造」政策が正式に始まったのである。

撫順戦犯管理所

1950年7月下旬、日本戦犯は撫順戦犯管理所に連行された。収容された戦犯は、罪の意識があまりにも希薄な者や罪の深さを認識し厳しい処罰が下されることに怯えるものと様々だった。生きて日本に帰れるかどうかも分からず、極限狀態(tài)に陥った人々は自暴自棄になったり、反抗的な態(tài)度を取ったりしていた。彼らは疫病の予防注射を「細菌兵器の実験」だと言い、お風呂を処刑前の「お清めの儀式」だと言った。コウリャンを與えても食べず、白米が食べられないのなら食べないほうがましだと講義した。また、陸軍の広瀬三郎中佐らは7人で管理職員事務所を襲撃し、右翼団體「黒龍會」は中國に殘留していた日本人が電気修理を行なうというチャンスを利用し、2度も脫獄未遂を犯した。日本戦犯の思想教育は複雑で困難な問題であり、中國の國際関係や対外的な面子にも大きく影響するものだった。

周恩來総理

周恩來総理は、「民族間の恨み、階級間の憎しみ、それを忘れてはいけない。しかし、それでも私たちは彼らを「改造」し良くしなくてはいけない。彼らを生まれ変わらせ、我々の友にしよう。日本戦犯を『鬼』から『人』に変えられるかどうか、これこそ中國文化の知恵と力量に対する試練なのである」と述べている。

人道主義の基本理念と政策原則

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