?2つのフレーズで國會答弁は乗り切れる?と國會答弁を軽視する発言をした柳田稔法相は22日、首相官邸で菅直人首相と約20分にわたって會談し、その場で辭表を書いた。今年9月に菅改造內閣が発足して以來、自ら辭任するのは柳田法相が初めてだ。
菅內閣にとって大きなダメージ
柳田法相の辭任は、近ごろ大幅に下がり続けている菅內閣の支持率に追い討ちをかけ、これは菅內閣の終末のプロローグだと日本の一部のメディアは評している。
実際に柳田法相の辭任は、菅內閣の安定と交換できるわけではない。ひたすら政権奪還を狙っている自民黨は、このチャンスを捕らえて、民主黨政権への攻勢を強める可能性は大きい。もともと參議院での主導権を失った弱小勢力の菅內閣は、下がり続ける支持率に困惑しており、こうした背景の中で野黨と長期にわたってせり合うのは非常に難しいことだ。
柳田法相の今回の辭任は、菅內閣が衰弱していることを示す代表的な出來事である。菅首相にとって唯一いいニュースは、日本の多くの國民が、毎年、首相が変わることにうんざりしていることだ。
泣き面にハチの菅政権