韓國側の公開した、朝鮮に砲撃された延坪島の寫真。韓國軍の陣地は火の海と化した。
米韓の合同軍事演習が28日、黃海海域で行われた。米軍は空母「ジョージ?ワシントン」や9600トンクラスの巡洋艦、9750トンクラスの駆逐艦を演習のために派遣している。韓國側の考えは朝鮮に圧力を加えることで、南北砲撃戦後の韓國社會の安心感を高めようとの単純なものかも知れない。だが空母の存在そのものが余りにも大きい。こちらの船室內に韓國側の考えを積んでも、あちらの船室內に何を積んでいるのかはわからない。韓國は自國にとって不利な複雑化が生じていることを警戒すべきだ。人民日報傘下の國際情報紙「環球時報」が伝えた。
米韓両國は24日、黃海での軍事演習に空母「ジョージ?ワシントン」を派遣すると発表した。韓米は、現在なら黃海軍事演習への米空母投入を発表しても、中國は聲高に反対しにくいと考えているのかもしれない。韓國社會は悲痛の中にあり、中國の強硬姿勢は韓國社會の反発を招きやすいからだ。
だがすべきでない事は、たとえ悲痛の中にあってもすべきでない。黃海軍事演習への米空母の參加が慣例となれば、黃海の戦略環境は変化し、北東アジアは朝韓砲撃戦よりもさらに強いレベルの衝撃を受けるだろう。
韓國は韓米軍事同盟強化の唯一の狙いは朝鮮であり、中國とはなんら関係がないとしばしば表明している。このような説明の真偽がどうあれ、少なくとも米國の考えはこれほど単純ではない。米國は日本やオーストラリアとの軍事同盟を強化している。中國人は米韓軍事同盟の強化を、こうした行動の一環として見ている。こうした懸念は國際社會からおかしいと思われるものではない。