中國とインドは16日、ニューデリーで共同聲明を発表した。共同聲明の骨子は次の通り。
▽「戦略経済対話」の創設。
▽新たな目標として2015年までに相互貿易の規模を1000億ドルに拡大。
▽國家元首、政府首脳間の定期相互訪問。首相間ホットラインの設置。
▽外相の毎年の相互訪問。
▽「共通だが差異ある責任」を含む「國連気候変動枠組み條約」と「京都議定書」の原則の堅持を國際社會に呼びかける。
▽中國は発展途上國としてのインドの國際的地位を強く重視するとともに、安保理を含め國連で役割を拡大したいとのインドの意向を理解し、支持する。
新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
「人民網日本語版」2010年12月17日