「米國の第5世代戦闘機は90年代に初飛行したが、中國はまだ追いつくことができるか」。このところインターネット上に出回っている中國の神秘的な戦闘機の寫真について、多くの國のメディアは、中國第5世代戦闘機の初のお目見えではないか、と推測すると同時に、中國航空工業の狀況に上述したような疑問を呈している。
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疑問から確認へ
最も早く中國軍の次世代ステルス戦闘機?殲20(J-20)の寫真に注目した米國の航空宇宙専門誌?エビエーション?ウィーク?公式サイトは12月25-29日、一連の報道を連続して掲載。最初の報道では、このような大型のステルス戦闘機の寫真は偽物の可能性があるとの疑問を呈した。だが、同じ航空機の異なる角度からの寫真が多くなるに伴い、これが「中國のステルス戦闘機の初のお目見えである」との有力な証拠を最終的に確認した、と報じた。
米誌ワイアードは12月27日、「この殲20の寫真は本物の可能性が非常に高い」と報道。殲-20戦闘機は米國のF-22の機體前部とロシアのT-50の機體後部の結合體のようだと説明した上で、「寫真が本物だとすれば、殲-20の出現は中國空軍にとって極めて大きな進歩である」と論じた。さらに報道は、殲-20の出現は米國のF-22生産ラインの再開に影響を及ぼすだろう、としている。
配備の時期が最大の関心