胡錦濤國家主席は數日後、國賓として米國を訪問する。中國の國家主席による新年初の外遊であり、中米両國の元首は21世紀の第2の10年間の最初の月に再び握手を交わすことになる。
中米が改めて交流の扉を開いてからの40年間を振り返ると、両國首脳の會談には毎回大きな歴史的意義があった。両國首脳の交流は毎回両國関係の発展を導き、推進し、全世界に広範な影響を與えてきた。中米関係はすでに現代世界における最も重要で、最も活力と発展性のある2國間関係の1つとなっている。現在中米関係は新たな発展のチャンスを迎え、新たな歴史的出発點に立とうとしている。中米という2つの大國がどう付き合うかは、世界構造の変化に影響を與える重要な要素だ。
「胡錦濤主席の今回の訪米は時機も良く、重大な意義を持つ」「良好で成功した米中関係は米國と世界にとって重要だ。全力で両國の協力分野を拡大し、協力水準を高め、グローバルな試練に共同で対処し、積極的?協力的?包括的な米中関係を発展させ、両國民および國際社會に幸福をもたらすべく中國側と共に努力したい」ーー。オバマ大統領は數日前、胡主席訪米への期待と対中関係発展への意欲を表明した。
「米中両國は新たな國家関係のモデルを創出するために盡力すべきだ。このモデルは両國間に建設的な協力関係を築くことで、世界に対する両國の約束を果たすものだ」ーー。ブレジンスキー?元米大統領補佐官(國家安全保障擔當)のこの言葉は、大國の協力、大國の役割、大國の責任という國際社會の考えを反映している。