米海軍の無人爆撃機「X-47B」
香港紙「大公報」は19日、米國が無人爆撃機「X-47B」の初めての試験飛行に成功、中國の「空母キラー」に対抗するのが目的だと伝えた。しかしこれに対して、中國は同時に何発ものミサイルを発射して相手のミサイル防御システムを惑わし、より精確なミサイルで空母本體に攻撃を加えることができる。
文章の要點は次の通り。
米國はこのほど、空母から発進し、レーダーに探知されない無人爆撃機「X-47B」の初めての試験飛行に成功すると同時に、新型のステルス爆撃機を製造すると発表した。中國の?空母キラー?とよばれる対艦弾道ミサイル「東風21」などに対抗するのが重要目的のひとつだという。しかしこれに対しては、中國は弾道ミサイル、巡航ミサイルなどの切り札を組み合わせで対抗することができる。
米ワシントン?ポストの電子版は16日、米國防省は中國に対抗するため、37億ドルを投資して新型ステルス爆撃機80~100機を製造すると発表したと伝えた。米軍は今世紀20年代中頃にはこの爆撃機を配備する計畫だ。新華社系列の「參考消息」によると、米新型爆撃機には対衛星ミサイルの発射臺に素早い攻撃を加えるなど様々な仮定的任務が與えられている。
これと同時に米海軍は今月初め、対艦無人爆撃機「X-47B」の初めての試験飛行に成功した。日本の産経新聞は、X-47Bは対艦弾道ミサイル「東風21」を攻撃目標と仮定していると伝えた。英メディアによると、米軍は空母を防御するミサイル防御システムを保有しているという。
しかしこれに対して、中國は同時に何発ものミサイルを発射して相手のミサイル防御システムを惑わし、より精確なミサイルで空母本體に攻撃を加えることができる。
誘導ミサイル以外に、中國は巡航ミサイルを使用することも可能だ。これらのミサイルは航空機、艦船或いは潛水艦から発射でき、様々な方向から目標に接近することができる。さらに誘導ミサイルや巡航ミサイルに核弾頭を搭載して目標の艦船上空で爆発させ、電子設備を破壊することができるほか、海上偵察機、潛水艦、衛星、超地平線レーダー、漁船を活用して米國艦船を追跡することもできる。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2011年2月22日