國連安全保障理事會は26日にリビア問題に関する決議を全會一致で採択し、リビア情勢への深刻な懸念を表明するとともに、リビアへの武器輸出禁止、最高指導者カダフィ大佐とその家族の國外渡航禁止、カダフィ大佐と関係者の海外資産凍結を決定した。
中國の李保東國連大使は決議採択後「この過程においては、リビア在留各國民の安全と利益を確保することが必要だ」「現(xiàn)在のリビアの極めて特殊な狀況とアラブおよびアフリカ諸國の懸念や主張を考慮し、中國代表団は決議第1970號に賛成票を投じた」と述べた。
李大使は「中國は動揺するリビア情勢を強く気にかけている。喫緊の課題は暴力を即時停止し、さらなる流血と市民の死傷を回避し、社會の安定と正常な秩序を速やかに回復し、対話など平和的手段を通じて目下の危機を解決することだ」と指摘した。
「人民網日本語版」2011年2月28日