日本の原子力発電所の爆発はさらに、世界各界の原発発展への憂慮と論爭の起爆剤となった。低迷期から抜け出そうとしていた世界の原発開発は、再び冷卻時代を迎えるのだろうか。
原発反対の聲が再び
中國環境保護部の張力軍?副部長は12日、「現在運転している原発裝置は13基、運転狀況はすべて正常、かつ非常に安全である。中國は日本の教訓をくみ取り、原発の発展戦略、発展計畫に當たっては適度に教訓を吸収するつもりだ。だが、原発を発展させるという中國の決心とその戦略を改めることはない」と強調した。
國家発展改革委員會の解振華?副主任は13日、日本で大地震が発生した後、中國の原発建設の安全評価作業を必ず強化し、核の安全制御も強化する考えを示した。
歴史的に、事故が起きるたびに原発は低迷期に入った。
1979年の米國スリーマイル島原発事故、1986年の舊ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発事故は、原発発展史で最悪の事故であり、原発への懸念を呼び起こし、20年近く「豬突猛進」してきた世界の原発の発展に「急ブレーキ」がかかった
データが示すように、2件の事故が発生してから20年余り、新規運転の原発ユニットは世界でわずか約110臺、同時期に閉鎖されたユニットは逆に80臺以上にのぼり、新たに増えたユニットは実質30臺前後となる。対比すると、7、80年代に原発ユニットは世界で417臺に達し、そのうち350臺余りがまだ現役である。
早急には結論づけず