中國衛生部の鄧海華報道官は18日、「中國では現段階で、放射性物質を防ぐために、ヨウ化カリウムを服用する必要がない」と述べた。
鄧海華報道官は「現段階で把握した情報に対して、専門家が行った総合的分析から、日本の原発放射能漏えいは、現在、中國國內で暮らしている人々の健康に影響を及ぼさないと判斷できる」とした上で、「専門家はこの件について引き続き評価を行っている。その結果は隨時公表する」と強調した。
さらに「すでに、中國疾病予防センターや各省の衛生部門に、核放射性物質への緊急観測や醫學処理の準備を整えるよう求めている。民衆は心配しなくてもよい」としている。
「中國國際放送局 日本語部」より2011年3月20日