政権黨も西側(cè)の意味における政黨ではない。中國の政権黨は、異なる利益集団を代表して競爭し合う西側(cè)の政黨とは本質(zhì)的に異なる。「文明型國家」の最大の特徴は「百國の和」だ。もし政権集団が人民全體の利益ではなく一部の者の利益のみを代表するのなら、國家は混亂と分裂に陥る。
人類の歴史を見渡すと、最もよく見られる合法性は歴史的合法性だ。「文明型國家」の最大の合法性は數(shù)千年の間に形成された政治理念と歴史の継承にある。中國の合法性を論述するキーポイントは「民心の向背」と「優(yōu)れた人材の登用」だ。中國が數(shù)千年の歴史のほとんどにおいて西側(cè)を遙かにリードしていた鍵はここにある。これはまた、中華民族の政治的知恵の體現(xiàn)でもある。
「文明型國家」中國の4大「超級要素」、すなわち人口、土地、歴史、文化は中國の臺頭にとって最大の強(qiáng)みだ。われわれは世界で最も潤沢な人的資源と世界最大の潛在的市場を擁し、他の國には見出しがたい地理的優(yōu)勢、悠久の歴史、獨(dú)自の思想體系、盡きることのない文化資源を持つ。もし中國の特色を放棄し、西側(cè)モデルの模倣に転じれば、「文明型國家」中國の最大の強(qiáng)みはすぐに最大の弱みに変わるだろう。「百國の和」は「百國の異」に変わり、調(diào)和を強(qiáng)調(diào)する政治は対立を強(qiáng)調(diào)する政治に変わるだろう。人口は混亂と動(dòng)揺の溫床となり、領(lǐng)土は四分五裂し、伝統(tǒng)は無數(shù)の伝統(tǒng)の紛爭と対立の口実となり、文化は異なる文化集団の大規(guī)模な衝突の根源となるだろう。
過去數(shù)十年間の発展は、もし中國が當(dāng)時(shí)獨(dú)自性を堅(jiān)持せず、西側(cè)に追隨していたなら、その命運(yùn)は舊ソ連や舊ユーゴスラビアより良いものとはならず、おそらく國家はとっくに解體していたであろうことも証明している。
「人民網(wǎng)日本語版」2011年4月1日