中日韓首脳會議に出席している中國の溫家寶総理は22日、「中日韓は一衣帯水の隣國であり、緊密な関係と幅広い共通の利益を持っている。3ヶ國は共に努力して、現在の困難を克服し、3ヶ國のパートナーシップをゆるぎなく推進していくよう」呼びかけた。
第4回中日韓首脳會議は同日午前、東京で開催された。中國の溫家寶総理、日本の菅直人首相、韓國のイ?ミョンバク大統領がそれぞれ挨拶した。
溫総理は挨拶の中で、「2ヶ月前、日本は史上最も強い地震と津波に見舞われ、多くの人が死傷し、多くの財産が失われた。中國はあらゆる可能性をもって、日本の災害救援と再建を援助したい。日本人民は災害を前にして、平靜、勇敢、団結の姿勢を世に見せた。日本政府の指導の下で、被災地の人民は必ずや困難を克服し、もとの生活に戻れると私は信じている」と述べた。
また、溫総理は、「日本と韓國の指導者と共に努力して、3ヶ國の人民に自信と力を與えることを期待している」と述べた。
「中國國際放送局 日本語部」 2011年5月22日