■就任前に中國語の學(xué)習(xí)に努力
ロック氏は就任を待つ間に、中國語の學(xué)習(xí)に努力する考えを表明。中國で人気の高まっている「微博」(中國版ツイッター)への興味も示している。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)選挙チームのアジア系顧問、米國華人全國委員會委員長の薛海培氏によると、ロック氏は中國語が流暢なジョン?ハンツマン前駐中國大使を自らの學(xué)習(xí)の模範(fàn)として挙げ、大使就任前に中國語の學(xué)習(xí)に力を入れる考えを示していた。薛氏は「ロック氏はハンツマン氏の大使時代の経験や得たものについても研究中で、ハンツマン氏と比べて余り劣ってはいけないと自嘲した」と語る。
ロック氏が公の場で中國語を披露したことはほとんどない。いくつか簡単な臺山方言と広東語を少し話せるが、標(biāo)準(zhǔn)語は全くわからない。一番慣れているのはやはりアメリカ英語だ。
■大統(tǒng)領(lǐng)から高い評価
ロック氏はとても勤勉で、議員時代にはいつもオフィスの照明を最後に消す役回りだった。一方で休暇も重視しており、州知事の8年間、公務(wù)の日程調(diào)整に留意し、互いの週末休暇を無闇に潰さないよう、常に部下に指示していた。
ロック氏の指導(dǎo)の下で、ワシントン州の失業(yè)率は史上最低を記録し、給與水準(zhǔn)と企業(yè)の利潤は何度も新記録を塗り替えた。優(yōu)れた政治業(yè)績により、2000年11月には共和黨のカールソン候補を大差で破り州知事に再選された。
州知事に當(dāng)選した1996年、當(dāng)時のクリントン大統(tǒng)領(lǐng)は「ロック氏はアジア系米國人數(shù)百萬人の中で誇りに値する人物だ。アジア系移民は勤勉な労働、その家庭価値観、そして良き公民として、米國の力を強めた。ロック氏はわれわれが誰しもが実現(xiàn)できる未來を代表している」と述べた。
■米中の意思疎通の懸け橋