胡錦濤國家主席は9日、南スーダン共和國のキール初代大統領に電報を送り、中國政府と中國國民を代表して同國の獨立と大統領就任を祝った。
胡主席は祝電で「今年1月、スーダン南部で順調に住民投票が行われ、人々は獨立を選択した。スーダン南北雙方は友好的協議によって包括的和平合意の継続および住民投票の結果について合意し、南北関係に新たな一章を開いた。南スーダン共和國の誕生はスーダン南部住民の共通の願いであり、自主的な選択だ。若い南スーダン共和國が國家建設と発展の道において新たな成果を上げ続け、平和と安定を守り、共同発展を促進する積極的な力となることを心より祈る」と述べた。
また「中國と南スーダン共和國は地理的には遠く離れているが、両國民間には厚い伝統的友情があり、雙方共に友好的なつきあいの強化を望んでいる。中國と南スーダン共和國の正式な外交関係の樹立も同様に両國関係に新たな一章を開いた。中國は南スーダン共和國の人々が自ら選択した政治制度と発展路線を尊重する。平和共存五原則を基礎に南スーダン共和國と長期的で健全な安定した友好協力関係を築き、発展させ、両國および両國民に幸福をもたらしたい」と述べた。
「人民網日本語版」より2011年7月11日