◇深い傷を負った北東アジア
中國外交學院の蘇浩氏によると、アジアの多くの國は歐米などに侵略?植民地統治を受けた歴史をもつ。特に南アジアや東南アジアの一部の國は植民地統治の歴史が長く、多くの國は當時、獨立した民族國家の形さえなしておらず、フィリピンのように國名もスペイン國王の名前に由來している所もある。これらの國は侵略者の迫害に遭う一方で、西側の侵略者が國の近代化建設に加わり、400年以上の歴史になる。西側の統治者が殘した痕跡はすでに彼らの文化の一部となっており、そのため彼らの気持ちも複雑だ。
それに比べ、中國や韓國など北東アジアの國は數千年の國家?民族構築の歴史があったため、西側や日本の侵略?殘虐な統治でより深い傷を負った。特に日本は侵略の歴史は相対的に短かったが殘酷さを極め、中國や韓國を滅亡させ、子孫を絶やそうとした歴史は民族の記憶に深く刻まれている。
日本の植民地統治は中國や韓國などの國に大きな災難と苦痛をもたらした。一部の日本人は中國人の反応は過激だというが、それは中國を含むアジアの多くの國が日本から受けた傷に対する理解が不足しているからだ。日本は各國がなぜ日本に対する歴史の記憶を今でも引きずっているのか反省しなければならない。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2011年8月9日