外交部の定例記者會(huì)見(jiàn)で18日、洪磊報(bào)道官が質(zhì)問(wèn)に答えた。

----フィリピンのデルロサリオ外相は16日、アキノ大統(tǒng)領(lǐng)が15日夜に黃巖島（スカボロー礁）周辺海域の公務(wù)船2隻に対して、悪天候を理由に撤収を指示したことを明らかにした。これは黃巖島での中比衝突が終息へ向かっていることを意味するものか。フィリピン外相は黃巖島海域からの「船舶撤収」の約束をまだ履行していないとして中國(guó)側(cè)を非難してもいる。

黃巖島は中國(guó)の領(lǐng)土だ。黃巖島でフィリピンが事件を引き起こして以來(lái)、中國(guó)はフィリピン側(cè)に船舶の撤収を要求し続けてきた。われわれはフィリピン側(cè)の公務(wù)船2隻が16日未明に黃巖島を離れたことに留意している。情勢(shì)の一層の緩和を希望すると同時(shí)に、両國(guó)の協(xié)力関係が回復(fù)し、守られることを期待する。

フィリピン側(cè)の言う「中國(guó)側(cè)の船舶撤収に関する約束」がどこから出て來(lái)たものなのかわからない。われわれはフィリピン側(cè)が言動(dòng)を自制し、両國(guó)関係の発展にプラスのことをするよう希望する。

黃巖島海域の海況が思わしくないため、中國(guó)漁船は続々と帰航中だと了解している。漁民と漁船の安全を確保するため、中國(guó)海上捜索?救助センターは中國(guó)漁政と漁民の要請(qǐng)に応じ、必要な助力をすべく「南海救115」號(hào)を黃巖島海域に派遣した。われわれは引き続き黃巖島海域に対する管轄と警戒を維持する。

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2012年6月19日