日本の「産経新聞」は16日、日本側が香港の活動家らを逮捕したことについて詳細を報じた。5人の活動家は、逮捕された際に「ここは中國の領土だ。パスポートなんかいらない」と大聲で叫んだという。
また、沖縄県警が16日、14人の活動家のうち5人を「日本の國內法」に基づいて那覇市に移送し、4つの警察署で取り調べる方針であることが伝えられた。
殘りの9人も那覇市に移送され、海上保安本部が「上陸目的」などの詳しい尋問をしてから、「強制送還」かどうか判斷するという。
14人の香港の活動家が乗船した「啓豊二號」は8月15日午後、釣魚島海域に入り、うち7人が島に上陸して中國國旗を立てた。うち5人は日本の海上保安庁に逮捕され、2人は船に戻ったが、その後、海上保安庁の巡視艇2隻に挾まれるようにして航行を妨げられ、乗船していた殘りの9人も逮捕された。